今日の一枚の絵 第194回

日に日にジリジリと気温も上がり真夏が近づいているようです♪
シルフちゃんはハッキリ言って「夏」は大嫌い。 (´Д`)ハァ・・・

寒いのはどんなに寒くても許せるんやが…
暑いのだけは…。 一年中冬でもエエから夏だけは無くしてくれてもエエで。(^_^;)

ちゅうわけで本日は「夏」にふさわしい画家ってことで、ラウル・デュフィ(Raoul Dufy 1877年~1953年)なんて如何でしょう♪

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一応、美術史的には“野獣派”に分類されるらしいですが…。ナンセンスですね。 (-。-)y-゜゜゜

流麗なタッチの筆致と洗練された色彩感覚。「色彩の魔術師」だとか「色彩の詩人」と異名をとっただけのことはあります。

彼は右利きなのに技巧に溺れるのを嫌ってしばしば左で描いた。惚れるなぁ。

シルフちゃんが若い頃、パリ市立近代美術館でデュフィの「電気の精(La Fée Électricité)」(1937年)っていう高さ10メートル長さ60メートルある超大作の絵画を見て、その圧倒的な迫力と繊細さにかなり感銘を受けたのを今でも覚えています。 ( ̄Д ̄;;

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ラウル・デュフィ “ 電気の精 La Fée Électricité ”が見れるWeb Site
http://www.mam.paris.fr/fr/oeuvre/la-fee-electricite
http://www.sankaibi.com/info_new/df_all.htm

今年の3月に閉鎖された南港にあった「なにわの海の時空館」にもデュフィの絵が手で触れるほど間近で見れたんやけど残念ですわ。

デュフィって色彩は明るいし、絵も洗練されて軽妙だし、順風満帆の人生やったと思われがちですが、実際はかなり大変だったようです。

絵もなかなか評価されなかったし、貧乏で夜学に通って絵を習ったり、ようやく認められるようになった頃には、今度はリウマチで全く描けなくなったり…。ヘ(゚∀゚*)ノ

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でも非常にコツコツやる努力家だったようです。貧乏な頃は版画を売って生計を立てたり、舞台装飾やデザイン、雑誌のイラストから装飾タペストリーの制作まで、幅広く何でも器用にこなす才人でした。

ジョルジュ・ブラックと学友だったり、詩人アポリネールとも友達だったようです。
v(▽ ̄ v)(v ̄▽)vイエーイ

どうやら日本には彼の絵画コレクターがいるらしく、頻繁に展覧会も開催されるようなので、一度、原画をご覧になってみてはいかがでしょうか?

海を描いたデュフィの絵を眺めていると…。
寝苦しい夏の一抹の清涼剤になるやも知れませんね♪
ヽ(^▽^@)ノ ミャァ~

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